
CTの中にはX線を発生するX線管球とX線の量を測る検出器が向かい合うように設置されています。この一対の管球と検出器の間に対象物(例えば患者さんの頭部)を置いて、X線を照射しながら1回転させることによりそれぞれの角度でのX線の吸収のされかたを測定する装置です。
こうして得られたデータをコンピュータで計算し、目に見える画像に変換したものがCT画像です。
CT画像は対象物を輪切りにして、その切断面を見ているような感じになります。

当院のCTは16列マルチスライスCTです。
従来のCT(シングルスライスCTといいます)はX線管球(X線が発生する部分)が被写体の周りを1回転する間に1枚のデータを得ていたのに対し、マルチスライスCTは1回転で複数のデータ(当院のCTでは16列分)が得られます。これにより短時間で広範囲を検査することができ、また被曝線量も自動露出機構などの組み合わせにより少なくなりました。
さらに、1㎜以下という薄いスライスでの撮影ができるため、この画像データとワークステーションを組み合わせて、様々な画像を作成してより良い診断に役立てています。
縦、横、斜め、任意の断面の観察が可能です。病変の位置や広がりが把握しやすくなります。
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CTを使用した大腸検査です。検査前日に検査食を摂っていただき、翌日CTで検査を行います。検査時間は10~15分程度と注腸検査や内視鏡検査に比べて、苦痛が少ない検査です。
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| Air Image像(注腸検査のような画像です) | MPR像 | Fry through像 (内視鏡検査のような画像です) |
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CTによる血管造影です。体内にカテーテルを入れて行う血管撮影に比べ比較的患者様の負担が少なく、また検査時間も短くて済むのが特徴です。この検査には造影剤というお薬を使用します。さらに上記の検査を組み合わせた精密な検査(たとえば手術前の精密検査)なども可能です。
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当院放射線科では、このような装置を使って皆様により楽な検査と、正確な診断ができる画像を提供できるように心がけてまいります。また、よりよい検査を行うためには皆様のご協力が不可欠です。検査を受けられる場合は、以下の点にご協力ください。
お受けになる検査の内容などのご質問などがございましたら、お気軽に担当技師までお尋ねください。