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骨密度測定

[ 骨密度測定 ] 設置装置名:GE製 DPX-BRAVO

骨粗鬆症とは


 骨粗鬆症とは、上の写真の様に徐々に体が変化していく病気です。(写真:IOF作製)
 初期(50~60歳代)にはあまり症状がありませんが、骨がもろくなり骨折を繰り返します。特に背骨の骨折の7割は知らないうちに骨折(いつのまにか骨折)するため注意が必要です。70歳以上の女性の半数は既に骨粗鬆症に罹っており他人ごとではありません。大腿骨を骨折し寝たきりに至る方も多いため若いころからの治療がとても重要です。最近の研究では、認知症や心血管疾患、呼吸機能の低下や逆流性食道炎のリスクを高めることも分かってきました。
 一方で正しい診断と治療により大幅な改善が得られることもこの病気の特徴です。特に正しい診断が極めて重要でポイントは次の3つです。(1)背骨と大腿骨で骨密度を測ること(手首や踵の精度は高くありません)、(2)血液検査で骨が弱くなった原因を調べること(骨形成マーカー、骨吸収マーカー、骨粗鬆症以外の病気の除外)、そして(3)レントゲン撮影(骨密度が正常でも背骨に骨折があれば骨粗鬆症)です。病態が把握できれば最適な治療法方法が決まります。

当院は、我が国トップクラスの骨粗鬆症治療実績を有しております。

以下に該当する方は是非ご相談ください。
〇背中や腰が痛い、重い
〇身長が2センチ以上縮んだ
〇最近姿勢が悪くなった
〇両親やご自分に骨折歴がある
〇ステロイド治療を受けたことがある
〇骨粗鬆症の治療を受けていたが良くならない

骨密度検査


骨密度測定方法
 当院では、X線を用いたDEXA法と呼ばれる測定法で、腰椎及び股関節で測定を行っていきます。手首や足首では正確な診断ができないためです。 検査前の処置等はありませんが、測定に際して身長、体重の測定をさせていただきます。 被曝線量は各部位あたり5μグレイ~20μグレイと胸部エックス線撮影と比較しても約10分の1と被曝に関しても安心して検査をうけていただけます。

〔腰椎〕 〔股関節〕
X線 X線
写真1 腰椎撮影風景 写真2 股関節撮影風景


写真1が実際に腰椎を測定している様子になります。検査時間は5分程度でおわります。 腰椎の骨密度が低いと、圧迫骨折を起こしやすく腰痛や円背の原因になることが多いです。 若い頃と比べ身長が縮んだという方は、骨粗鬆症の可能性が高いようです。  写真2が実際に股関節を測定している様子になります。腰椎と同様に検査時間は5分程度で終わります。  股関節の骨密度が低いと、転倒した際に大腿骨頚部を起こしやすくなります。大腿骨頚部骨折は寝たきりの原因になりやすいので注意が必要です。  最近の研究では、親に大腿骨頚部骨折の既往がある場合、骨折リスクが高まると報告されています。


骨密度検査結果

 検査結果は右図のように印刷され、担当した医師より診断結果の報告、今後の方針の指示等があります。(赤丸があなたの現在の骨の状態です。)



~ 骨密度検査をご希望の方へ ~


 当検査は予約制で検査可能です。いずれの医師の受診または検診として行うことも可能ですので、お気軽に受付または医師にご相談ください。 あらかじめ、予約をしていただければなおスムーズにご案内できます。

骨密度検査では骨密度、つまり骨の量が分かります。しかし、骨の強さは単に骨密度だけで決まるものではありません。同じ骨密度でも、高齢の場合は、より骨折のリスクが高まります。また、治療していて骨密度が増えなくても骨折は予防可能です。最新の知見ではこの矛盾を骨質(骨の質)として説明しています。当院ではこの骨質に関する研究を行い、学会で情報を発信してきました。
実際の治療では、骨密度測定だけでなく血液検査やレントゲンにより本当に骨粗鬆症なのかどうかから確認し、最適な薬を選んで参ります。

元気で長生きのために!骨密度測定がお役に立てれば幸いです。



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